一般社団法人に移行した阿波市観光協会の設立総会=同市阿波町の市農村環境改善センター

 阿波市観光協会(松永敬会長)が、任意団体から一般社団法人に移行した。社会的信用を高め、事業規模拡大や会員拡張につなげたい考え。3日、同市阿波町東原の市農村環境改善センターで、43会員が出席して設立総会を開き、法人化を承認した。

 観光協会は2016年度予算約2800万円の約9割を県、市の補助金が占めるなど、公益性が高い。11年度の組織発足から5年が経過し、活動も安定してきたため、一般社団法人への移行を目指してきた。法人格を取得することで、会計の透明性を高められるなどのメリットがある。

 観光協会は、市阿波支所が入る市農村環境改善センターに事務局を置き、市内の旅行業者や飲食業者、農家ら200会員が加入。職員は6人。ガーデニング愛好家の自宅を開放する「阿波オープンガーデン」の開催支援や、市内の野菜ソムリエと連携した地元産食材PR、移住促進事業などに取り組んできた。

 阿波市商工会長でもある松永会長(64)=同市市場町犬墓、工務店経営=は「農産物、花といった地域資源を生かした観光の推進や、情報発信に力を入れていきたい」と話した。