パレードで笑顔を見せる松友選手(右)と高橋選手のペア=午前

 リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでメダルを獲得した日本代表選手の合同パレードが7日、晴天の東京都内で行われた。日本バドミントン界史上初の五輪金メダルを獲得した藍住町出身の松友美佐紀選手(24)と高橋礼華選手(26)=日本ユニシス=の女子ダブルスペアも、バスの上から満面の笑みで沿道の声援に応えた。

 「タカマツ、おめでとう」。決勝戦で劇的な逆転勝利を収め、感動と興奮を国民に届けた2人。すっかり浸透した「タカマツ」の名で呼ばれると、胸元の金メダルに手をやりながら「応援ありがとうございました」と頭を下げて感謝を表した。

 進行方向右側に高橋選手と並んで立った松友選手は、終始穏やかな笑顔。沿道だけでなくビルの中から手を振る人にも、手を振り返した。

 ゆっくりと進むバスの車列の中には、パラリンピックの視覚障害者による柔道男子で銅メダルに輝いた66キロ級の藤本聰選手(41)=徳島市かちどき橋1、徳島視覚支援学校実習助手=と、100キロ超級銅メダルの正木健人選手(29)=徳島県立盲学校(現徳島視覚支援学校)出身、エイベックス=の姿も。ビルのベランダなど頭上からも「感動ありがとう」との声が飛び、顔を上げて手を振っていた。

 「タカマツ」ペアの決勝戦に興奮したという千葉市の高谷清治さん(67)は「松友さんを初めて見たけど、思ったよりきゃしゃだった。最後まで諦めずに偉業を果たした2人はさすがにいい顔をしていた」と感激していた。