9月下旬から徳島市中心部などで開かれているアニメの祭典「マチ★アソビvol.17」と「国際アニメ映画祭」のメイン期間が8日始まり、全国から大勢のアニメファンが詰め掛けた。10日までの3日間、声優やアニメ業界関係者らによるトークショーのほか、ライブやコスプレイベントなど多彩な催しが繰り広げられる。
午前11時から眉山山頂の林間ステージで開会式があり、総合プロデューサーを務めるアニメ制作会社・ユーフォーテーブルの近藤光社長が「皆さんのおかげで17回まできた。18、19、20回と続けていきたい」とあいさつ。とくしまアニメ大使の声優・中村繪里子さんらがスダチの調理法やおいしさをPRした。
イベントは新町橋東公園やポッポ街商店街など14会場で行われている。しんまちボードウオークでは、徳島新聞のアニメ企画広告「おへんろ。」のグッズを入手できるエコキャンペーンを開催。スマートフォン用ゲーム「Fate/Grand Order(フェイト・グランドオーダー)」をテーマとしたスタンプラリーも人気を集め、7カ所のポイントをファンらが巡った。
5回目の参加となる柿原吉臣さん(34)=大阪府茨木市、公務員=は「声優らゲストを近い距離から見られるのが魅力の一つ。イベントも徳島の街も満喫したい」と話した。