川面に映し出される色の変化に見入る来場者たち=三好市山城町重実

 三好市山城町重実の小歩危峡を流れる吉野川の川面に花々の映像を映し出すイベント「渓谷に咲く花 大歩危小歩危」(県主催)が8日始まり、家族連れら約800人が光の芸術を楽しんだ。10日まで。

 映像は徳島市出身の猪子寿之代表率いるIT会社チームラボ(東京)のデジタルアート作品。白川橋付近の特設会場で開幕式典があり、猪子代表と飯泉嘉門知事の合図で上映が始まった。吉野川と岩肌をスクリーンに、プロジェクターでヒマワリやコスモスなど四季の花が映し出されると、来場者は夕闇の渓谷を彩る幻想的な世界に酔った。

 仁尾有里さん(34)=三好市池田町サラダ、会社員=は「自然を生かした光の芸術に感動した。常設してくれれば」と話した。

 上映は1回20分で、午後6時から30分ごとに6回行われる。定員各100人。先着順、無料。市池田総合体育館横の臨時駐車場(約300台)から無料シャトルバスを運行している。