小屋掛けの舞台で披露された人形浄瑠璃=徳島中央公園

 阿波人形浄瑠璃の小屋掛け公演が8日、徳島市の徳島中央公園内に設けられた仮設舞台・小屋掛けで始まった。浄瑠璃の有名演目が上演され、約600人が楽しんだ。9日まで。

 阿波十郎兵衛座の「えびす舞」で開幕した後、名月座や城北座などが「傾城阿波の鳴門」を披露し、親子の悲運を情感たっぷりに演じた。音楽公演などもあり、兵庫県南あわじ市の淡路だんじり唄振興会は淡路島に伝わる民謡調の「だんじり唄」を歌った。

 石井町石井の無職武市幹夫さん(73)は「会場全体に風情が感じられた。演目も非常に良かった」と喜んでいた。

 9日はあわ工芸座など県内6座が合同で、えびす舞を脚色した人形芝居「おいべっさん浄瑠璃街道漫遊記」を披露する。