川真田哲哉氏

 任期満了に伴う吉野川市長選が9日告示され、無所属で現職の川真田哲哉氏(69)=同市鴨島町鴨島=の他に立候補の届け出はなく、川真田氏の4選が決まった。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて以降、県内で初の地方選として注目を集めたが、2012年10月の前回に続いて無投票となった。

 当選後のあいさつで川真田氏は「初心に帰り、謙虚に皆さんと対話して声を聞きたい。この4年間、誠心誠意頑張る」と決意を表明。4期目の取り組みについては「南海トラフ巨大地震など災害への対応をしっかりし、市民に安心安全を与えたい。行財政改革を進め、子育て・教育環境の充実に重点を置く」などと語った。

 川真田氏は2004年10月、4町村が合併して誕生した吉野川市の初代市長に就任した。3期12年間で、市役所庁舎の一本化や保育所と幼稚園の再編、公共施設の耐震化などに取り組んだ。

 6月の市議会定例会で4選出馬を表明。市議20人のうち16人が支持したこともあって、最後まで対抗馬は現れなかった。

 川真田氏の任期は11月14日から20年11月13日まで。

 県内の現職市町村長では、広瀬憲発松茂町長の5選が最多。4選されたのは石川智能藍住町長、後藤正和神山町長、岩浅嘉仁阿南市長に続いて4人目。