熱唱する石川さんと、踊りを披露する小学生=三好市西祖谷山村の祖谷源内の里小屋掛け舞台

 演歌歌手佐々木新一さんが歌う「祖谷のかずら橋」の歌唱力と歌への思いをつづった作文の出来を競う「第1回祖谷のかずら橋日本一大会」が9日、三好市西祖谷山村重末の「祖谷源内の里小屋掛け舞台」であった。県内外の男性8人が出場し、自慢ののどを響かせた。三好市民が歌に合わせて考えた踊りの披露や歌碑の除幕もあった。

 出場者は、「剣山おろし」「蕎麦の花」など、かずら橋周辺の情景が歌詞につづられた歌を、こぶしを利かせながら熱唱。地元住民ら約150人が聴き入った。

 元教員ら3人が、事前に送られていた作文も含めて審査。総合評価の結果、愛媛県四国中央市の石川源一さん(67)が優勝した。

 石川さんは「かずら橋は年に2回は訪れている。大好きな場所を爽やかに歌ったこの曲がいつまでも歌い継がれることを願っている」と話した。

 踊りは、山下尚子さん(61)=三好市池田町シンマチ、自営業=が考案。表彰後に、石川さんの歌に合わせて同市内の小学生3人が披露した。歌碑は縦1メートル、横1・85メートルで、舞台横に設けられた。

 大会は同市西祖谷山村重末の住民でつくる八幡獅子太鼓保存会が歌を生かして地域を盛り上げようと初めて企画した。来年も続ける予定。