アニメの祭典「マチ★アソビvol.17」と「国際アニメ映画祭」は10日、徳島市中心部でコスプレステージなど多彩な催しが行われ、閉幕した。9月24日からの期間中の来場者は約8万2千人(主催者発表)だった。
眉山山頂では、ゲームメーカーのマスコットガール「すーぱーそに子」のデビュー10周年を記念したコスプレコンテストが開かれ、ファン10人が自作のドレスなどお気に入りの衣装を披露した。
県が中国と台湾から招いたコスプレ愛好家4人は、三国志に登場する武将や美少年アイドルに扮して演舞などのパフォーマンスを見せ、会場を沸かせた。
新町橋東公園はライブやアニメ関係者のトークショーでにぎわった。すだちくんなど県内のゆるキャラやアニメのキャラクターが、腕を振る回数を競う対戦もあり、観衆の笑いを誘っていた。
3回目の来場となる岡山県倉敷市の会社員足立知則さん(33)は「いろんなステージがあって楽しめた。徳島のイベントとして定着しているようだ。来年も来たい」と笑顔で話した。