集まった子ども服をたたむ児童=桑野小

 服を必要としている難民の子どもたちを支援しようと、阿南市桑野町の桑野小学校の5年生23人が、着なくなった子ども服の回収に取り組んでいる。他校や公民館にも協力を呼び掛けて活動を広げており、児童は「たくさんの服を送りたい」と意気込んでいる。

 社会貢献や日本と海外とのつながりを考える学習の一環として、カジュアル衣料品店「ユニクロ」などを運営するファーストリテイリング(山口市)の「届けよう、服のチカラプロジェクト」に参加。県の「消費者教育活性化事業」の助成も受けて活動を始めた。

 児童はチラシを製作するとともに、より多くの服を集めようと周辺の学校などにも協力を要請。桑野保育所、橘小、山口小、阿南第二中、桑野公民館、桑野郵便局、徳島新聞桑野専売所が賛同した。9月12日から各所に衣類回収用の段ボール(縦37センチ、横57センチ、高さ52センチ)とチラシを置いている。

 10月14日まで募る計画で、集まったTシャツやズボンなどは、桑野小の教員が随時回収している。9月28日には、これまでに集まった服を児童がたたんで段ボールに入れ、9箱を同社に発送した。国連難民高等弁務官事務所(スイス)を通じてアフリカのルワンダなどに送られる。

 桑野小の吉田新一朗君(10)は「各年代の服がたくさん集まっている。難民の暮らしが少しでも良くなればうれしい」と話した。

 服のチカラプロジェクトは、2009年に東京でスタートし、12年から対象を全国に拡大。15年度は全国238の小中高校(うち県内9校)が参加している。