個性豊かな作品が並んだ徳島障害者芸術祭「エナジー2016」=県立21世紀館多目的活動室

 芸術活動を通じて障害者の自立と共生社会の実現を目指す「第22回徳島障害者芸術祭エナジー2016」(徳島新聞社、徳島新聞社会文化事業団、ねっとわ~くAs主催)が12日、徳島市の県立美術館ギャラリーと県立21世紀館多目的活動室で始まった。16日まで。

 県内の252人と29団体が絵画や書道、陶芸、写真など281点を出品。最優秀賞のエナジー大賞には、障害者支援施設・箸蔵山荘(三好市池田町州津)の平山ヨシエさん(63)の絵画「旅立ち」と同・春叢園(松茂町広島)の利用者らでつくるグループ「なごむ班」のオブジェ「NEWS PAPER」が選ばれた。

 平山さんの作品は、色鉛筆の淡い色合いで動物が動き出そうとする様子を縦39センチ、横53センチの紙いっぱいに表現。なごむ班は筒状にした長さの異なる新聞紙を1メートル四方に約3千本立てた。

 このほか、阿波踊りを表現した折り紙、モアイ像の陶芸など個性豊かな作品が並んでいる。阿南市畭町亀崎、障害者支援施設生活支援員の表原英代さん(58)は「いろいろな材料を使って表現する発想力がすごい」と感心していた。

 県が認定している、優れた技術・技能を持つ「障がい者マイスター」の作品も特別展示されている。

 芸術祭は午前10時から午後5時まで(16日は午後4時まで)。入場無料。

 大賞以外の受賞者は次の皆さん。

 [エナジー賞]富岡稔、上佐正紀、平野沙織、山口正、平尾通、小椋佐知子、マザーグースの家、yuya、野田晋梧、ひのみね陶芸クラブ[審査員特別賞]釣井克彦、あおばの杜陶芸チーム[ねっとわ~くAs賞]高見良信、木村健、多田浩、未来よつ葉のクローバー、中田裕之