徳島大は14日、女子大学院生の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、大学院総合科学研究部の50代の男性准教授を停職12カ月の懲戒処分とした。

 徳島大によると、准教授は2015年10月中旬の夜、自分の研究室内で院生の肩を触るなどのセクハラ行為を長時間にわたって行った。准教授は学外奨学金の支援担当をしており、院生は申請書の書き方の指導などを受けていた。

 院生は同月、大学側に被害を申告。院生が奨学金への影響を心配して「結果が出るまで調査は待ってほしい」と望んだため、大学は結果が出た後の今年5月に人権調査委員会を設けてセクハラ行為があったことを確認した。9月下旬、教職員による教育研究評議会を開き、処分を決めた。

 准教授はセクハラ行為を認め「好ましくない行為だと認識していたが、してしまった。十分反省している」と話しているという。

 野地澄晴学長は「被害を受けた学生はもとより、関係者に心より深くおわび申し上げる。今後このようなことを引き起こさないよう、より一層服務規律の順守を徹底し、社会の信頼に応えるべく努力していく」とのコメントを出した。