浮遊する球体に触れ、色の変化を楽しむ子どもら=那賀町小仁宇の大塚製薬徳島ワジキ工場野外ステージ

 大塚製薬徳島ワジキ工場(那賀町小仁宇)の野外ステージで14日夜、デジタルアート展「浮遊する、呼応する球体」が始まった。広大な芝生広場に置かれた風船状の球体62個が、来場者が触れるたびに次々と色を変えながら漂い、幻想的な光景を生み出していた。

 球体はビニール製で直径約1・6メートル。ヘリウムガスで浮かび、ひもで地上約1・5メートルの高さに結ばれている。人が触れるとセンサーが振動を感知し、内蔵されたLED照明が赤や青など、8色の光を次々と浮かび上がらせる仕組み。徳島市出身の猪子寿之代表が率いるチームラボ(東京)が手掛けた。

 会場上空には、240個のLEDで電飾された小型無人機ドローン2機が舞い、レーザー光線で地上に幾何学模様を描き出した。

 母と訪れた見能林小2年の堺大和君(7)=阿南市見能林町=は「球体はふわふわしていて色がどんどん変わり、面白かった」と目を輝かせていた。

 県企業局の創立60周年記念事業の一環。16日まで午後5~9時に開かれ、15日は音楽に合わせて花火を打ち上げる「ミュージック花火」もある。無料。