やましろ狸まつりに向け練習に熱が入るやましろAKB=三好市山城町の市山城支所

 三好市山城町の40~60代の女性7人が「やましろAKB」のグループ名でダンスを披露する活動をしており、話題になっている。人気アイドル「AKB48」にも負けない切れのある踊りが売り。22日に同町の川口商店街周辺で開かれる「やましろ狸(たぬき)まつり」では新作のダンスを見せる。

 AKBは「明るく・きれいな・ばばあ」の略。歌謡曲「東京ブギウギ」と「恋のメキシカンロック」に合わせたダンスをレパートリーに持ち、山城町内外の催しなどに出演している。

 結成のきっかけは、2014年10月にあった県婦人団体連合会の交流芸能大会。山城婦人会として東京ブギウギのダンスを踊り、千人以上の観客から拍手喝采を浴びた。

 感動が忘れられず、大会後も活動を続けていたところ、15年7月の「やましろ夏まつり」に出演を依頼された。メンバーから「この機会に新たなグループ名を決めては」との声が上がり、ダンスを指導する森岡照代さん(53)=同町大川持、自営業=の提案で名が決まった。

 デビューとなった同まつりの様子は動画サイト・ユーチューブにアップされ、視聴回数は6千回を超えた。評判は口コミでも広がり、高齢者福祉施設から依頼が来るなど、これまでに三好市内で10回ほど出演している。16年7月には、やましろ夏まつりと同市井川町の納涼祭を掛け持ちし、1日で2ステージをこなした。

 狸まつりでは、実行委からまつりに合う踊りの要望があり、森岡さんを通じて、美馬市脇町の音楽ユニット「ユユ・ウィズ・エリリ」にオリジナル曲を依頼。まつりのテーマソングとして「たぬきサンバ」が提供された。住民も曲に合うようタヌキの衣装を作ってくれた。

 9月からは練習を週1回から2回に増やすなど、気合が入っている。リーダーの小谷真澄さん(55)=同町大月、給食調理員=は「山城の曲で踊れるなんて幸せ。見ている人を楽しませるステージにしたい」と話している。