「松茂・北島子ども・若者総合相談センター」の開設を前に、看板を掲げる板野東部青少年育成センター組合の職員=松茂町役場

 松茂、北島両町でつくる板野東部青少年育成センター組合は21日、引きこもりなどの相談を受け付ける「松茂・北島子ども・若者総合相談センター」を、松茂町役場内の組合事務所に開設する。県内では2例目。周知・啓発活動を通して利用を呼び掛け、引きこもりの若者らの社会復帰をサポートする。

 引きこもりや不登校、ニートなど、社会との関わりに困難を感じている39歳までの人が対象。本人だけではなく、家族や知人ら関係者からの相談も受け付ける。

 日本カウンセリング学会の「認定カウンセラー」、日本家族カウンセリング協会の「家族相談士」の資格を持つ育成センター職員2人が対応。電話や面接での相談に応じる。

 組合によると、県内では上板町の子ども・若者相談支援センター「あい」に次ぐ窓口開設。内閣府の調査で全国で「約54万人が引きこもりの状態にある」とされたことを受けて対応した。松茂、北島両町内での引きこもりなどの大まかな数字については把握できていない、としている。

 当面は活動を紹介する冊子を作成し、両町役場の窓口カウンターなどに置くほか、センター職員が北島、松茂両中学校や徳島北高校を訪ねて周知を図る。

 青少年育成センターの大前和美所長(61)は「育成センターに対し、これまで引きこもりの相談はゼロだったが、隠れた事例があるかもしれない。どんな内容でもいいので、まずは相談してほしい」と話している。問い合わせは同組合<電088(699)6691>。