那賀町ドローンマップの製作へ向けて現地調査するアムタの会員=那賀町木頭名

 小型無人機ドローンの活用や普及に取り組む那賀町は、町内の空撮に適した場所を紹介する「町ドローンマップ」の製作を本格化させている。既に町内約50カ所の候補地を調査し、実際にドローンを飛ばしての最終チェックに入った。本年度内に十数カ所に絞ってマップを完成させ、来春にも公開する予定。

 ドローンを業務に活用する建設業者らでつくる一般社団法人UAS多用推進技術会(通称・アムタ、兵庫県明石市)徳島支部に委託し、9月から剣山スーパー林道や鷲敷ラインなどの景勝地約50カ所で事前調査を行った。地上での衛星利用測位システム(GPS)の受信感度や電波干渉、飛行ルート上や離発着場周辺の障害物の有無などを調べた。

 10月10日からは、ドローンを飛ばして機体とコントローラーの通信状況などを調査。19日は、同支部の会員3人が同町木頭名の標高約600メートルの展望台にある風車周辺で、安全に飛ばせるルートなどを確認した。

 町は、飛行上の安全性や地権者らの承諾などを基準に、最終的に十数カ所に絞る。パンフレットを作るほか専用ホームページで公開。来年度以降も随時スポットを増やしていくことにしている。

 町ドローン推進室の三好俊明室長は「マップを手に多くの愛好家に訪れてもらい、日本一ドローンが飛ぶ町を目指したい」と話している。