高丸山の登山口で、行楽客を迎える紅葉したモミジ。山肌では白いススキが風に揺れている=上勝町旭
深紅のツタが店舗の壁面を覆っている。今年は2度の台風に見舞われたが、残った葉が色付いた=徳島市川内町の音楽喫茶みき

 徳島県内では、四国山地の中腹で紅葉が見頃を迎えつつある。

 ブナの森で知られる上勝町旭の高丸山(1439メートル)では、1050メートル付近の登山口一帯に広がる「千年の森」でモミジが真っ赤に色付いている。そのすぐそばではススキの白い穂が開き、モミジの赤とのコントラストが訪れた登山者の目を楽しませている。