大阪府高槻市の松坂屋高槻店で24日、大阪府中央卸売市場(茨木市)の開場40周年を記念し、徳島県の旬の産品を販売する「徳島フェア」が始まった。30日まで。
野菜売り場に徳島コーナーを設け、ブロッコリーやカリフラワーをはじめ、農薬と化学肥料の使用量を減らして栽培した「コウノトリれんこん」、大型で肉厚の菌床シイタケ「天恵菇(てんけいこ)」などを並べている。阿波市の若手農業者グループ「GOTTSO(ゴッツォ)阿波」のメンバーがフェアに参加し、特産の白ナス「美~ナス」のステーキを振る舞い、甘みや柔らかさをPRした。
鮮魚売り場では、スダチの果皮を混ぜた飼料で養殖した「すだちぶり」の刺し身が試食販売され、買い物客から人気を集めていた。
なると金時を使ったパンや、阿波尾鶏の焼き鳥丼といった加工品も置いている。
同店は府中央卸売市場から生鮮品を仕入れており、秋に旬を迎える野菜が豊富な徳島の産品を集めて記念フェアを開くことにした。