西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)の山頂周辺で、紅葉が見頃を迎え、登山者の目を楽しませている。
標高約1800メートルの大剱神社や二度見展望所付近では、赤や黄に色づいたナンゴクミネカエデやドウダンツツジなどが一望できる。観光客や写真愛好家らは、立ち止まって景色を眺めたり、記念撮影したりして秋の風景を楽しんでいた。
イギリスから訪れたハナ・マイヤーズさん(31)は「イギリスの紅葉より、明るくてきれい」とスマートフォンで景色を撮影していた。
頂上ヒュッテを経営する新居綱男さん(79)によると、今年は気温が高かったことなどから、例年より10日ほど遅い、10日ごろから色づき始めたという。見頃は山頂周辺が25日ごろまで、登山口の見ノ越周辺は10月末まで。