マチ★アソビの参加者(左端)を対象に撮影会を開いた四国大コスプレ部のメンバーら=9日、徳島市の同大交流プラザ

マチ★アソビの参加者(左端)を対象に撮影会を開いた四国大コスプレ部のメンバーら=9日、徳島市の同大交流プラザ

 四国大に今月、仮装を楽しむ部活「コスプレ部」が誕生した。8~10日には早速、徳島市中心部で開かれたアニメの祭典「マチ★アソビ」で無料撮影会などを開催した。メンバーは「コスプレの活動を通じて『アニメの街』をさらに盛り上げたい」と意欲満々だ。

 コスプレ部は部長の沖悠花さん(22)=生活科学部4年=を中心に発足した。1~4年の男女15人が所属。週1回程度集まり、いい写真を撮るための技術や撮影に適した場所、衣装作りのこつなどについて意見を交わしたり、イベントを企画したりしている。

 今回のマチ★アソビでは、大学に掛け合って同市寺島本町西2の四国大交流プラザに更衣室や簡易スタジオを設けた。スタジオでは無料の撮影会を開催。衣装やメーク道具も貸し出し、1日当たり20組ほどが訪れた。

 部員の大半は以前からコスプレが趣味で、マチ★アソビに参加してきた。これまでの経験で「会場に広い着替えスペースがあったら」と感じていたことから、交流プラザ開放を企画した。

 今後は、大学構内での撮影イベントなどを検討している。沖さんは「コスプレイヤーが楽しめるイベントを企画したり発信したりして、徳島をPRしていきたい」と話している。