ユコウの収穫に追われる田村さん=上勝町正木

 香酸かんきつのユコウの収穫が、県内一の産地・上勝町で最盛期を迎えている。11月上旬まで続く。

 同町では約200戸がユコウを栽培。田村憲治さん(62)方=正木=では、33アールの畑に直径6センチほどの実が鈴なりになっており、妻の伸子さん(60)と一緒にはさみで一つ一つ摘み取っている。憲治さんは「今年は大きさも形も良く、果汁がたっぷり」と話した。

 JA東とくしま上勝支所によると、ユコウはほとんどが徳島県産で、その7割を上勝町産が占める。同町では例年より多い300トンほどが収穫できる見込み。大半はユコウ酢に加工し、関西などに出荷される。町内の産直市でも販売される。