プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が25日、東京都内のホテルで開かれ、鳴門市出身でJR東日本の板東湧梧投手(22)=鳴門高出=がソフトバンクから4位指名された。県出身選手のドラフト指名(育成選手を除く)は、オリックス10位だった2015年の杉本裕太郎外野手以来3年ぶり。
板東は182センチ、78キロの右投げ右打ち。しなやかなフォームから140キロ台後半の直球を繰り出し、緩急をつけて打ち取る。社会人5年目の今季は都市対抗大会で4試合に登板し、14回で自責点1の好成績を残した。
東京都内のJR東日本東京支社で会見した板東は「プレーできることを考えるとわくわくする。まずは1軍が目標」と語った。