Uターンを呼び掛ける機運を高めるため開かれた「もんてこい祭り」=那賀町水崎の旧桜谷小

 那賀町の出身者に帰省やUターンを呼び掛ける「那賀町もんてこい祭り」が22日、6年ぶりに同町で開かれ、参加者は「『もんてこい』と心の中にある言葉を声に出していこう」と誓い合った。

 会場となった同町水崎の旧桜谷小学校には、町民や町出身者でつくる関東、関西のふるさと会会員ら約300人が参加。町民でつくる「もんてこい劇団」のメンバーや町内の児童ら約30人が、古里への思いを歌や踊りで披露した。

 Uターン者3人による討論会では、15年前に帰郷して両親と共に林業を営む橋本忠久さん(43)=同町臼ケ谷=が「小さい頃から林業の楽しさを教わってきたのが、Uターンにつながった」と話し、他の2人も「子どもの時の楽しい思い出が古里につなぎとめる」などと訴えた。那賀高生による人形浄瑠璃の上演や参加者による阿波踊りの総踊りもあった。

 ステージで「もんてこい」の歌を熱唱した鷲敷小3年の手束嵐太君(9)と相生小3年の平瀬晃君(9)は「出て行った人が、みんな帰ってきてくれたらうれしい」と話した。