県選手団にメダルを掲げる水泳の木下明彦さん(左)と新宮直樹さん(左から2人目)=盛岡市立総合プール

 岩手県で22日に開幕した第16回全国障害者スポーツ大会希望郷いわて大会(日本障がい者スポーツ協会など主催)で徳島県勢はこの日、6競技に15人が出場し、金3個、銀2個の計5個のメダルを獲得する活躍を見せた。

 県勢の金メダル1号は、4回目の出場となる木下明彦さん(28)=阿南市富岡町西仲町、団体職員。盛岡市立総合プールであった水泳25メートル自由形(視覚障害)に出場し、自己ベストにはわずかに届かなかったものの「聴覚も落ちて以前より症状が悪化した中、自分の成長を感じた」と振り返った。

 水泳は1歳になる前から始めた。10歳のころ、病気の影響で目が不自由になったが、水泳は辞めずに続けてきた。「自分には水泳しかない。慢心することなく努力を続けたい」と意欲を見せた。

 同市の県営運動公園陸上競技場で、プラスチック製の円盤を投げる技術を競い合うフライングディスクに初出場した梶本義則さん(68)=佐那河内村下=は、5メートル先のリングに円盤を通した数を競う「アキュラシーディスリート5」で1位に輝いた。

 13年前に脳梗塞で倒れ、後遺障害で左半身がまひした。競技を始めたのは3年前。大会前日の公式練習では風が強く、10回中1回しか入らなかったが、本番では10回全てリングに通し、「今日は風がなく、運が良かった。金メダルを取れてうれしい」とほっとした表情を浮かべた。

 梶本さんとは別のグループで同種目に初出場した佐那河内村下の笠井豊博さん(74)も1位だった。

 23日は個人6競技に17人が出場する。

 銀メダルを獲得したのは次の皆さん。

 新宮直樹(水泳25メートル)吉田勝美(陸上200メートル)