千年サンゴの周辺でサンゴを食べる巻き貝などを回収する学生ダイバー=牟岐町の牟岐大島湾内(協議会提供)

 関西大(大阪府吹田市)スキューバダイビングサークルの学生13人が23日、牟岐町の牟岐大島湾内に生息する世界最大級のコブハマサンゴ「千年サンゴ」を保護するため、食害生物の駆除などを行った。地元団体「千年サンゴと活きるまちづくり協議会」の呼び掛けに応じた。

 学生は地元のダイバーら4人と千年サンゴ周辺の海に潜り、サンゴを食べる「トゲレイシダマシ」「イセカセン」などの巻き貝18個を取り除いた。ごみも回収した。

 同協議会は2011年7月に設立し、千年サンゴの保護活動を行っているが、ダイバーの不足が課題となっている。若者に千年サンゴや保護活動について知ってもらおうと、会員がたまたま見掛けたサークルのホームページを通じて活動への参加を打診した。

 サークルの中村有希部長(20)=兵庫県伊丹市、社会学部3年=は「サンゴの保護を目的に海に入るのは初めて。自然を守る手助けができてうれしい」と話した。