ポルトガルで開かれたジュニアサーファーの国際大会で、4位に入賞した西さん=海陽町奥浦

 海陽町大里のプロサーファー西優司さん(16)が、9月にポルトガル・サンミゲル島で開かれたサーフィンの国際大会「ISAワールドジュニアサーフィンチャンピオンシップ」で4位に輝いた。サーフィンの大会では1~4位を入賞者としており、県民の国際ジュニア大会での入賞は初めて。

 大会は国際サーフィン連盟(ISA)が主催し、年齢・性別ごとの各部門で実施。西さんは、各国のプロサーファー127人がエントリーした男子16歳以下の部に出場した。1992年から開かれている同大会で、日本人が入賞したのは西さんで4人目。

 各国の国内ランキングのトップ選手が集うハイレベルな大会での活躍に、西さんは「強豪選手が集まる大会で入賞できてとてもうれしい。家族や地元の方々の応援が力になった」と喜んだ。

 西さんはプロサーファーの修司さん(20)=海陽町大里、慶司郎さん(18)=同=の2人の兄の影響で、8年前から波乗りを始めた。今春、海陽中学校を卒業後は進学せず、5月に日本プロサーフィン連盟(JPSA)にプロ登録。同町奥浦の海部川河口で毎日6時間練習し、1年の半分は大会に出場するため、全国や世界各国を渡り歩いている。

 県民初の国際大会入賞とあって、サーフィンが正式競技に加わった東京オリンピックにも期待がかかる。徳島サーフィン連盟の宮本雅司会長は「サーフィンが盛んな欧米選手と互角に渡り合うのはすごいこと。五輪代表に県選手が選ばれる可能性が出てきた」。西さんは「練習を続けて、4年後にメダルが取れるようになりたい」と意気込んでいる。

 大会に出場した西さん以外の県選手は、海部高3年黒川楓海都さん(18)が男子18歳以下の部で25位、慶司郎さんが同49位、徳島市出身の川合美乃里さん(16)=千葉県=が女子16歳以下の部で17位だった。

 各国最大12人が出場する国別対抗戦でも、日本は4位に入賞。国際大会の団体戦での入賞は初めてという。