オリジナルのダンス曲を踊る「UZUSIO girls」のメンバー=徳島市応神町古川の四国大

 四国大短期大学部幼児教育保育科の2年生が、ダンスグループ「UZUSIO girls」を結成した。保育士や幼稚園教諭の仕事に必要な表現力、コミュニケーション能力を養うのが目的。オリジナルのダンス曲も完成し、28日に四国大で開く子育て応援イベント「あい♡あいファミサポフェスティバル2018」で披露する。
 
 ダンス曲のタイトルは「ナルトうずしおクールクル」。グループ結成を提案した幼児教育保育科の林夏木准教授が歌詞と振り付けを担当し、作編曲を短期大学部音楽科の小田原令幸(のりゆき)助教が手掛けた。軽快なリズムに乗せて鳴門の渦潮のように手足や体を回転させるのが特徴だ。

 メンバーは現在約10人。7月、最初に参加を希望した3人で曲の動画を撮影し、9月末から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。海外の人にも楽しんでもらおうと、英訳した歌詞のテロップも流している。

 今後は大学祭や県内のイベント、学科案内で高校を訪問した際などに曲を披露する。林准教授は「学生が就職した幼稚園や保育所でも広めてほしい」と期待している。

 メンバーの大西礼奈さん(20)は「分かりやすい歌詞と踊りなので、ファミサポフェスで一緒に楽しく踊りましょう」と来場を呼び掛けている。