鳴門競艇場で12月に開く「ウオータースクリーンイリュージョン」のイメージ画像(鳴門市提供)

 鳴門市は、同市撫養町のボートレース鳴門(鳴門競艇場)の競走水面で水と光のアートを演出するイルミネーションショー「ウオータースクリーン イリュージョン」を12月3日に開く。冬場の集客イベントを充実させて観光振興につなげようと初めて企画した。

 大型ポンプで吸い込んだ水を吹き出すことで高さ15メートル、横40メートルのウオータースクリーンを形成。そこに高輝度プロジェクターやレーザーを照射し、阿波踊りや鳴門の渦潮、ベートーベン「第九」などをイメージした幻想的な光景を作り出す。高さ20メートルの直上噴水8基がスクリーンの両側で演出を盛り上げる。

 ショーは1回10分で、午後5時半にスタート。観客の入れ替え時間を挟みながら計5回開く。

 3階の一般席(定員500人)での観覧は整理券が必要で、当日午前11時から競艇場入り口で2500枚を無料配布する(1人2枚まで)。屋外の観覧席は不要。

 鳴門市出身で都内在住の近藤貴幸さん(37)が社長を務める広告制作会社「zero」に運営を委託した。事業費は1300万円で、ボートレース振興会からの補助金700万円を活用する。

 イルミネーションに合わせて、例年市役所前で開いていたクリスマスマーケット(鳴門商工会議所青年部主催)の会場を競艇場に移し、相乗効果を見込む。

 ボートレース鳴門は「県内外から足を運んでもらい、競艇場のイメージアップにつなげたい」としている。