試作した出品料理を手にマルシェをPRする神山塾とものさす塾の塾生=神山町阿野の工房「山姥」

 神山町のサテライトオフィスなどが開いている、イベントの立案やIT技術などを学ぶ「神山塾」と「ものさす塾」の塾生が29日、同町阿野の工房「山姥(やまんば)」で町の魅力を紹介する1日限定マルシェ「あるでないで神山」を開く。地域への恩返しとして企画した。

 塾生は、7月や9月から滞在している県内の20、30代の22人。4班に分かれ、食や癒やしを提供する。住民との交流で気に入った「地域の宝」に光を当て、「神山に生きる人×私たち=新しい何か」をテーマにしている。

 料理が好きな「ものさす塾」の大村陽子さん(35)=広島県出身=は、地元特産のユズをたっぷり効かせたちらし寿司「おいのこ寿司」などを出品する。

 住民の方言を班名にした「だんない(問題ない)」は、約100本の竹でバンブーハウス(幅5メートル、奥行き2メートル、高さ4メートル)を作って軽食を出す。別の班は、製材所から譲り受けたヒノキを使った2・4メートル四方の足湯を作り、入浴しながら炉端焼きを楽しんでもらう。シンガー・ソングライター小久保淳平さんのライブもある。

 神山塾の渋谷のぞみさん(22)=福島県出身=は「滞在で気付いた神山の『かっこいい』を集めた。ぜひお越しください」と呼び掛けている。

 マルシェは午前11時~午後6時。食事は有料。