新調したみこしを押して巡行する氏子ら=鳴門市大津町備前島

 鳴門市大津町備前島の荒神社(こうじんじゃ)で28日、秋祭りがあり、新調したみこしを使った巡行が約70年ぶりに復活した。

 本殿で例大祭と御分霊(ごぶんれい)をみこしに移す神幸祭(しんこうさい)を済ませた後、法被(はっぴ)姿の氏子約20人が太鼓や金幣(きんぺい)を鳴らしながら神社を出発した。小雨のためビニール袋で覆ったみこしを台車に載せて地区内をにぎやかに練り歩くと、沿道の住民らが笑顔で見送った。

 近くに住む60代の女性は「みこしの新調は住民が長年望んでいたことで、誇りに思う」と感慨深げだった。

 巡行の復活に尽力してきた神社総代の吉成顕二さん(67)は「みこしが新しくなって地域も盛り上がっている。来年以降も続けていきたい」と話した。