ドローンレースの全国選手権予選大会が開かれる那賀町小仁宇の大塚製薬徳島ワジキ工場敷地

 小型無人機ドローンを活用した地域おこしに取り組む那賀町で12月10、11の両日、ドローンレースの全国選手権(日本ドローンレース協会主催)予選大会が開かれる。全国4会場で同時に開き、全出場選手のうち記録上位者が決勝大会に進む仕組みで、全国規模のレースは四国で初めて。町は出場者への交通費の支援などを行って参加を促し、「ドローンの町」をPRする。

 那賀町小仁宇の大塚製薬徳島ワジキ工場敷地内に、ヘアピンカーブなどが設定されたコース(距離未定)を作る。同町のほか、福島県二本松市、千葉県君津市、兵庫県加東市の各会場でも同じコースを設置。ドローンに搭載したカメラの視界を基に操縦するFPV部門と、目視で飛行させる部門の2部門でタイムを競う。

 4会場を同一のレースとしてタイムを集計し、順位を付ける。FPV部門の入賞者(人数未定)は、来年に長崎県である決勝大会に招待される。

 同協会は2015年から年数回、東京などで全国大会を開いている。レースの裾野を広げるため、各地に支部を設けて競技を実施することを計画。今月5日、那賀町地域おこし協力隊員でドローンの製造や空撮、通販サイトの運営を行う会社を経営する渡邊槙太郎さん(32)が四国支部長に就き、予選会場の一つに選ばれた。

 町は、町内でのFPV部門出場希望者に対し、申し込み先着15人に全国主要都市から会場までの交通費を負担するほか、四季美谷温泉での宿泊を無料にする。さらに同5人には同温泉でシカなどの野生鳥獣肉(ジビエ)料理も振る舞う。

 渡邊さんは「初心者でも挑戦しやすいようコースは難易度を下げたので、愛好家同士で交流を深めたいという人は気軽に参加してほしい。見物も大歓迎」と話している。

 レース参加費はFPV部門が7千円、目視部門が5千円。申し込みの締め切りは10月31日。問い合わせは同協会<info@jdra.or.jp>。