31日のハロウィーン本番を前に27日、県内各地で関連イベントがあり、子どもたちが仮装を楽しんだりお菓子をねだったりして歓声を響かせた。
【三好市】池田町マチのうだつの町並み周辺で仮装やゲームなどを楽しむ「うだつの町のHappyハロウィンパーティ」があった。
幼児や小学生約100人が映画のキャラクターや魔法使いに扮(ふん)し、近くの商店や民家など8カ所を訪問。「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と元気に唱え、お菓子をもらった。
映画「スパイダーマン」のキャラに扮した池田第二保育所の辻上蓮ちゃん(4)は「かっこいいキャラに変身して楽しかった」と話した。
池田町ウエノの英会話教室「アップルキッズ」が毎年開いている。
【阿南市】英語教育を行う民間保育施設「Starry保育園」(富岡町)と「Sunny Side保育園」(同)で園児や保護者、地元住民ら約200人が仮装を楽しんだ。
参加者はドラえもんやシンデレラなど多彩なキャラクターに扮し、米幼児向け教育番組「セサミストリート」をテーマに飾り付けられた施設内を巡ったり、写真撮影をしたりした。軽食スペースやフリーマーケットなどもにぎわった。
映画「Mr.インクレディブル」の仮装をした鈴木愛莉奈ちゃん(6)は「お母さんが作ってくれた衣装で楽しめた」と話した。
【牟岐町】灘の県立牟岐少年自然の家で親子連れ53人が満喫した。28日まで。
アニメのキャラクターなどに扮した参加者は、周辺の山道や海岸約1キロのコースを巡るオリエンテーリングに挑戦。五つのチェックポイントには、石にカボチャのお化け「ジャック・オ・ランタン」の絵を描くなどのゲームがあり、クリアすると菓子を受け取った。
28日はキャンドル作りなどを楽しむ。
家族3人で訪れた藍住東小3年の水野佑亮君(9)は「みんなで仮装し、楽しい思い出ができた」と話した。