紅葉の名所、那賀町木頭北川の高の瀬峡に通じる剣山スーパー林道(町道剣山線)の通行止めが27日、約1年ぶりに解除され、紅葉目当ての観光客が訪れた。
解除されたのはスーパー林道の同町木頭側入り口。昨年11月5日に山腹が崩れて土砂が平(たいら)橋と周辺道路を覆い、北約1・5キロにある高の瀬峡に行けなくなっていた。この日から片側1車線の交互通行が始まった。
訪れた人は近くを散策して木々の紅葉を眺めたり、写真を撮ったりしていた。近くのレストハウス「平の里」も営業を始め、アメゴずしなどを販売した。
阿南市加茂町から妻と訪れた森本隆一さん(73)は「まだ少し早いが、迫力がある」と話した。