伝統の太刀踊りを奉納する木頭中生ら=那賀町木頭和無田の八幡神社

 那賀町木頭和無田の八幡神社で1日、秋祭りがあり、木頭中学校の生徒が五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家内安全を祈る伝統の太刀踊りを奉納した。

 白鉢巻きを締め、白ばかまに青だすき姿の生徒4人が2人一組になり、「ザイ」と呼ばれる和紙の飾りを付けた竹の棒と刀を持って互いに打ち合った。「えんえい、そーりゃ」「さあ、さあ、さあ」などの掛け声や太鼓のリズムに合わせて息の合った型を披露し、境内で見守る住民から拍手が起こった。

 3年の岡部晴奈さん(14)は「ザイを振るのは3度目。緊張したけど練習通りにできてよかった」と話した。

 太刀踊りは、平家の落人と村人との争いを基につくられたとされる。村史によると、1920年ごろに途絶えたが70年に地元の保存会が復活させた。