和合亮一さん

 徳島新聞の朝刊1面コラム「鳴潮」の書き写しノートの発売3周年を記念した講演会「信じよう ことばのちから」(徳島新聞販売店会、徳島文理大学主催)が、12月10日午後1時半から徳島市山城町の同大アカンサスホールで開かれる。東日本大震災以降、被災地の現状を詩で表現し続けてきた福島市の詩人和合(わごう)亮一さんを講師に迎える。

 講演と座談会の2部構成で、第1部は和合さんが「あの日から言葉の橋を 徳島へ 福島から」と題して講演する。発生から5年半余りが過ぎた震災の記憶を風化させないために「福島から何が発信できるか」を、被災地で出会った人々の思いや自らの詩を紹介しながら語り掛ける。

 第2部では和合さんを交え、元四国放送アナウンサーの岩瀬弥永子さんと徳島新聞社の岡本光雄論説委員長が書く、読む、伝えるなどの「ことばの力」について話す。岩瀬さんによる和合さんの詩や鳴潮の朗読もある。

 鳴潮書き写しノートは2013年8月下旬に販売を始め、これまでに8万冊以上が売れた。脳の活性化などに役立つとして、高齢者を中心に幅広い世代で人気を集めている。発売から3年がたち、文字や言葉が持つ力を再発見してもらおうと講演会を企画した。

 入場無料だが、整理券が必要。申し込み、問い合わせは最寄りの徳島新聞販売店か、徳島新聞販売店協同組合<フリーダイヤル(0120)461940>(平日午前9時半~午後5時半)。