華やかに練り歩く渡御行列=徳島市上八万町樋口

 徳島市上八万町上中筋の宅宮神社で3日、秋祭りがあり、屋台やみこしなどが並んだ渡御行列が華やかに町内を練り歩いた。

 屋台2台と大小のみこし3台に氏子らが続いて神社を出発。屋台に乗り込んだ上八万小学校の児童が大太鼓や締め太鼓、鉦の音を響かせ、700メートルを約半時間かけて巡行した。この後、行列は三つに分かれ、各地区に向かった。参列者が持つ毛槍や矛なども70年ぶりに復元した。

 神社では2008年、半世紀ぶりに屋台の巡行が復活。氏子らが屋台に乗る子どもの衣装を新調したり、屋台を修復したりと伝統の復活に取り組んでいる。秋祭りを楽しみにしているという坂本功さん(85)=上八万町星河内=は「祭りに少しずつにぎわいが戻りうれしい」と話した。