ロドリゲス監督

 サッカーJ2徳島ヴォルティスは28日、鳴門ポカリスエットスタジアムで横浜FCと対戦し、0-1で敗れた。敗戦により、J1昇格プレーオフ進出の可能性がなくなった。徳島ヴォルティスのリカルド・ロドリゲス監督の試合後会見は次の通り。

 ー試合の総括を。

 今日の試合は我々の持っていたチームスタイルを表せた試合だったと思います。しっかりと主導権を握って、ボールを持って攻撃して、前からプレッシングをかけていく。ただ、前線のところで人がいなくなってしまう問題はありましたが、試合全体を見たときに、引き分け、勝ちにふさわしい試合ができたと思っています。

 今日の試合で、選手たちは本当に頑張ってくれて、しっかりピッチで戦ってくれたことは誇りに思っていて、その点は満足しています。ただ結果は彼ら(横浜FC)のほうに傾いてしまった。

 ー試合序盤、なかなかシュートできなかった要因は。

 ボールを持つこと自体はできている、しっかり主導権を握って支配することはできたんですが、最後のところで人がいなかったりエリア内に進入する回数が少なかったりしたことが前半の悪かったところです。

 ビルドアップの部分を途中で修正したんですけど、修正後攻撃自体はよくなって、最後のゴールを目指す上でシュートを打つところまではいかなかったです。

 ー今日の敗戦でJ1昇格がついえた。

 勝ったとしてもむずかしい状況ではあったのですが、今回勝っていれば次のチャンスにつながる可能性があったかもしれないが、途絶えてしまいました。

 1年間通して見たときに、最後まで戦うところ、戦いきったところを見せることはできたのかなと思っています。まだ終わっていませんが。

 最後のJ1昇格プレーオフ争いに向けて戦い続けたことには満足していますが、台風が来てから、あの時期から理由は分からないんですが…もしかしたら上位陣が勝って自分たちが試合数が少ないことによる勝ち点差のプレッシャーなのか分かりませんが、そこからよくなくなってしまいました。

 今日の試合は1年間を表すような試合だったかと思います。支配をしてボールを持って、いいパフォーマンスをして試合に勝てない、これがすべてを表していると思います。