記者会見で議員辞職について否定する藤川氏(右)=4日、阿波市役所

 阿波市議会の本会議をうその届け出で欠席し、ネパール旅行をしていた藤川豊治市議(70)=同市阿波町西ノ岡=が4日、市役所で記者会見し、改めて議員辞職を否定した。辞職勧告決議が可決された10月25日の臨時会を「病気入院」を理由に欠席し、公の場に姿を見せたのは17日ぶり。

 藤川氏は弁護士を伴って会見。辞職勧告決議を「重く受け止めている」としつつ「辞職は、私の取り組みを評価している方を裏切ることになる。残された任期を全うし、市民のために活動することが何よりの償いと考え、続ける決心をした」と、市議を続ける意向を示した。

 その上で「1日だけの本会議欠席だが、市民や議会に多大な迷惑を掛け、おわび申し上げる」と陳謝した。

 ネパール登山の強行については「キャンセルすれば同行する知人2人も登山ができず、ガイドを生活の糧にしている現地のスタッフにも影響が出ると判断した」と釈明した。

 また、10月21日から11月1日まで徳島市の徳島健生病院に入院したことを報告。臨時会の欠席に関して「下痢や嘔吐で出席できる状態ではなかった。6・5キロほどやせた」と述べた。