ピアノと朗読のコラボ演目を練習する出演者=東みよし町加茂の喫茶店パパラギ

 東みよし町の住民有志が6日、同町加茂の町役場2階ふれあいプラザで「ふるさと夢コンサート」を開く。「和洋音楽と他の芸術分野のコラボレーション」をテーマに、県西部4市町の幼稚園児から90代まで幅広い年代の約100人が出演。合唱や日本舞踊、詩吟といった舞台芸術に加え、茶道や華道などの多彩なジャンルと組み合わせたプログラム16演目が行われる。

 珍しいのは、邦楽の演奏に合わせて茶道のお点前を見せる「茶音頭」。ステージ右側に琴や三絃、尺八が並んで伴奏を奏で、茶道裏千家の会員が椅子に座って行う「立礼」の作法で茶をたてる。

 また、ピアノ演奏に合わせて童謡詩人・金子みすゞの作品を朗読したり、ギター演奏と書道パフォーマンスを合体したりするなど、ユニークな演目が繰り広げられる。来場者と合唱や朗読を行う”客席とのコラボ“も予定している。

 運営の中心となっているのはピアノ講師、川原眞琴さん(83)=同町加茂=と元木香代さん(82)=同。2人は1999年から数年に1度、バイオリン奏者や歌手をゲストに招き、町民が出演する「ふるさと夢コンサート」を開いており、今回が7回目。

 今回は教え子や知人らに協力を求め「にし阿波文化をはぐくむ会」を発足。約40人のメンバーと共に、昨年11月から準備を進めてきた。出演予定者は、川原さんらが通い詰める同町加茂の喫茶店パパラギで店内のピアノを使って音合わせをするなど練習に励んでいる。

 2人は「日本文化の魅力を新しい試みで発信したい。多様な表現に触れてほしい」と来場を呼び掛けている。

 午後1時開演、入場料500円。問い合わせは川原さん<電0883(82)2820>。