元気いっぱいの取組を見せる子どもたち=徳島市勢見町の金刀比羅神社相撲場

 第25回金刀比羅花相撲ちびっこ大会(二軒屋商工振興会主催)が28日、徳島市勢見町の金刀比羅神社相撲場であり、赤と白の「まわし」を着けた豆力士たちが元気いっぱいの取組を見せた。

 4歳から小学4年生までの約100人が年齢や男女別に設けられた5部門に出場。「はっけよい」の合図に合わせてがっちり組み合い、手で押し合ったり豪快に投げ飛ばしたりして、友人や保護者から歓声を浴びていた。

 小学3、4年生男子の部で優勝した富田小4年の大龍幸世君(10)は「腰を低くしてぶつかっていった。優勝できて最高にうれしい」と笑顔を見せた。

 大会は1993年から毎秋開催されていたが、会場整備などの負担から昨年は休止され、2年ぶりに復活した。