歌や踊りを披露するコンテストの参加者=徳島市の藍場浜公園

歌や踊りを披露するコンテストの参加者=徳島市の藍場浜公園

 徳島市の藍場浜公園で4日に始まった第39回阿波の狸(たぬき)まつり(ふるさとカーニバル実行委主催)は、最終日の6日も家族連れら約11万人が集まり、多彩なショーやイベントを楽しんだ。

 特設ステージでは中高生の歌のコンテストがあり、県内外の12組が「恋におちて」「残酷な天使のテーゼ」などを熱唱。芸能事務所の社員ら7人が審査し、国府中1年の丸山純奈(すみな)さん(12)が優勝した。

 お笑い芸人の芋洗坂係長のライブやカラオケ大会があったほか、県内19市町村がブースを設けて特産品を販売した。

 孫と訪れた藍住町住吉、パート従業員小泉早苗さん(57)は「各地の特産品を味わったりステージを満喫したりした。私も孫も楽しめた」と話した。

 実行委によると、狸まつりには3日間で約27万5千人が訪れた。