自民党徳島県連会長で元県議会議長の藤田豊(ふじた・ゆたか)氏が31日午前9時30分、肺炎のため徳島市の病院で死去した。71歳。自宅は美馬市脇町井口32。葬儀・告別式は8月2日正午から同市脇町猪尻若宮南176の1、セレモニーホールわきまちで。喪主は長男裕之(ひろゆき)氏。県連との合同葬になる。
藤田氏は中央大卒。旧脇町議を経て1995年4月、県議に初当選し2015年4月まで5期務めた。07年5月から08年3月まで副議長、10年3月から11年4月まで議長。過疎対策や福祉施策の充実、農林水産業の振興などに力を注いだ。
自民県連では総務会長や幹事長を歴任し、14年10月、県議として2人目の会長に就いた。地方創生の実現に向け、党本部や県関係の国会議員と連携した情報発信に積極的に取り組んだ。県内の小選挙区が3から2に減って初めてとなる同12月の衆院選や今年4月の統一選の陣頭指揮に当たった。
約2年前から体調を崩し、入退院を繰り返していた。今年4月の県議選も6選を目指して立候補する意向を示していたが、断念した。
県連は、10月に開く県連大会で次期会長を選出する見通し。嘉見博之幹事長は「大変残念だ。急なことで驚いている」と話した。
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