みまからと阿波美豚で作った「みまからフランク」

 徳島県美馬市の観光地域づくり法人(DMC)美馬観光ビューローは、市特産の薬味みまからの原料になるトウガラシと、きめ細かな肉質とあっさりした脂身の豚肉「阿波美豚(びとん)」を使って「みまからフランク」を商品化した。11月から市内の道の駅や量販店で販売する。
 
 みまからフランクは肉汁のジューシーさと後から感じる辛みが特長。ビューローと、無添加ハム・ソーセージ店「リーベ・フラウ」を運営する石井養豚センター(石井町)が共同開発した。

 市が地元産の鶏肉にみまからトウガラシを練り込んだソーセージを試作したのがきっかけで製作した。ソーセージは、市内のイベントやサッカーJ2・徳島ヴォルティスの試合会場などで販売して好評を得ていた。

 購入者から「また食べたい」「どこで買えるのか」などの問い合わせが多かったため、ビューローが商品化を検討。みまからを製造販売する美馬交流館と協議し、ジューシーで食欲をそそる一品にしようと、鶏肉から豚肉に変更した。

 1本(100グラム)400円(消費税別)で2本と4本のパック入り。問い合わせは美馬観光ビューロー<電0883(53)8599>。