神山町議会が10月に上京して国への陳情を行った際、当初の計画で観光地を行程に入れていた問題で、同町議会は11日、全員協議会を開き、観光と誤解を招く行き先は選ばないことを申し合わせた。全議員が上京する陳情については「熱意が伝わる」とし、当面継続させる。

 樫本雄一議長によると、議員全10人が出席。今後の視察や陳情の在り方について話し合った。議長は取材に「次回からは十分留意し、計画を立てる」と話した。全議員による陳情は継続するものの、頻度について議長は「検討の余地がある」とした。

 同町議会は、隔年で全議員が上京して陳情を行い、慣習化している。過去5年間では、県内では2町が1回ずつ行っているだけで、神山町の3回が突出していた。町民や有識者からも全議員が参加する必然性に疑問の声が出ていた。