上板町の上板中学校に勤務する40代の男性教諭が鳴門市内の民家の風呂場を盗撮しようと敷地内に侵入したとして、県警が住居侵入の疑いで任意で事情聴取している事件で、教諭が侵入した民家は、以前勤めていた同市内の中学校の教え子の男子生徒宅だったことが12日、捜査関係者らへの取材で分かった。
関係者によると、男性教諭は2015年4月から上板中に勤務しており、3月末までは鳴門市内の中学校に勤めていた。当時教諭は、男子生徒宅を個人的に訪れるなどして親しく交流していたという。
教諭は今年11月1日ごろ、民家1階の風呂場で入浴中だった住民の女性を盗撮する目的で敷地に入った疑い。
県警は、教諭が男子生徒の家族が風呂に入っている場面を盗撮しようとしたのではないかとみて調べを進める。