徳島県の飯泉嘉門知事は14日の定例会見で、県警幹部や教員による不祥事が相次いだことを受け、「県民や被害者に心からおわびしたい」と陳謝した。その上で「日頃から公務員としての自覚を持ってほしい」と述べ、意識改革を求めた。

 知事は、県警警察学校長の小林惣治朗警視がスピード違反で摘発されたことについて、「警察官による違反行為は体感治安の悪化だけでなく不信感も招く」と指摘。石井町の高川原小学校の男性元教諭が修学旅行中にデリバリーヘルス(派遣型性風俗店)の女性従業員とトラブルを起こし懲戒免職処分になったことも挙げて「公務員は常に正しくあるべきだ」と求めた。

 その上で「管理監督の任にある人が職場の風通しを良くして違反行為の芽を摘んでいくことが重要」と強調。「自分たちに関係ないというのではなく、公務員全体、教員や警察全体が問われている意識で臨んでほしい」と述べた。

 県警では、警察学校長が本部長訓戒の処分となったほか、警察署勤務の男性巡査長2人もスピード違反をしたとして県警に道交法違反の疑いで摘発され、それぞれ所属長訓戒の処分となった。

 教育関係では、上板町の上板中学校に勤務する40代の男性教諭が、住居侵入の疑いで県警に任意で事情聴取されるなど不祥事が相次いでいる。