執務が始まった徳島地裁新庁舎の1階=徳島市徳島町1(庁舎内の撮影は原則禁止で、特別に許可を得て撮影しています)

執務が始まった徳島地裁新庁舎の1階=徳島市徳島町1(庁舎内の撮影は原則禁止で、特別に許可を得て撮影しています)

 徳島地裁(徳島市徳島町1)は14日、敷地内で建て替えられた新庁舎で全ての執務を始めた。この日は職員が市町村役場などの関係機関に業務開始の周知をしたり、来庁者への対応を再確認したりした。裁判は15日から始まる。

 新庁舎は、鉄骨・鉄筋コンクリート造りの地上6階、地下1階建て延べ1万800平方メートル。外観は徳島城をイメージして「和」を基調にデザインし、庁舎内のいすなどは藍色に統一されている。1階に民事と家事の窓口を置き、来庁者への案内を一括して行えるようにした。

 執務開始に伴い、これまでは利用できなかった駐車場も一部使えるようになった。近く仮庁舎や旧法廷棟を解体し、外構工事を進める。外構を含めた全工事は2017年中に完了する予定。