徳島県は、徳島市のマリンピア沖洲と万代中央埠頭(ふとう)の県有地で、民間活力導入による新たなにぎわい交流拠点を整備する。物産販売やレクリエーション施設などを想定。事業者は提案内容によって決める公募型プロポーザル方式で選ぶ。

 マリンピア沖洲では、同市東沖洲2の県水産会館前にある県有のさら地約2200平方メートルを活用。人や物の流れを呼び込むことを目的に、徳島の食の提供や県産品の物産販売、観光、イベントなどの情報発信といった機能を持つ商業・集客施設を想定している。

 万代中央埠頭の施設は、同市万代町5の県有のさら地約280平方メートルに整備。同地区のにぎわいづくりに資する施設として、飲食や物販、スポーツ・レクリエーション施設などを想定しており、単なる事務所は認めない。

 マリンピア沖洲では徳島と東京、北九州を結ぶオーシャン東九フェリーの発着場所が徳島市津田海岸町から移転。2019年度には四国横断自動車道・徳島東インターチェンジの供用開始が予定されるなど地域の潜在力向上が期待されている。

 万代中央埠頭では、空き倉庫を活用したにぎわい空間の創出が進む。現在はカフェやスポーツレクリエーション施設など10業種が立地している。

 いずれも募集期間は17年2月13日まで。県のホームページから応募書類をダウンロードし、県運輸政策課港湾空港経営室に持参して提出する。選定委による審査を経て事業者を決定する。

 飯泉嘉門知事は14日の定例会見で「徳島小松島港からの地方創生につなげたい」と述べた。