徳島新聞社が県内主要50社に実施した2017年春の新卒採用アンケートによると、16年春の実績より採用者数を増やすと答えた企業は17社(製造8社、非製造9社)で、前回調査(3月)と比べて2社減った。減らすとした企業は5社(全て製造業)で、4社増えた。依然として企業の採用意欲は高いものの、大手企業の採用拡大などで必要な人数を確保できない企業が27社と過半数を占めるなど、採用活動の厳しさが浮き彫りになった。

 採用者数が変わらないと回答したのは28社(製造12社、非製造16社)だった。

 減らす理由では「内定辞退者が多かったため」(製造業)、「人材の質を落とさずに採用予定者数を確保できなかった」(同)といった回答が目立った。増やす理由では、多くの企業が16年春に採用できなかった人数を補充するためと回答。ただ中には「いい学生を採用できたので結果として増員となった」(同)という企業もあった。

 前年同期の調査と比べると、増やすとした企業は3社増え、減らすとした企業は5社減った。変わらないは4社減った。

 必要な人数を確保できたかどうかは「できた」が23社(製造12社、非製造11社)、「できていない」が27社(製造13社、非製造14社)だった。

 アンケートは10月上旬に50社(製造、非製造各25社)に調査票を送り、同月末までに全社から回答を得た。