県が開設した野生鳥獣調査ウェブサイトの画面

 農作物などに深刻な影響を与える野生鳥獣の生息状況の把握や適正管理に向け、徳島県は15日、県民から情報を収集するウェブサイト「ここいた!ケモノ調査隊」を開設した。スマートフォンなどで撮影した鳥獣の写真を送信してもらい、サイトで公開することで被害防止につなげる。

 対象鳥獣はニホンジカ、イノシシ、ニホンザル。調査場所は県内全域で、スマートフォンや従来型携帯電話、デジタルカメラで鳥獣の姿や足跡などの痕跡を捉えた写真の提供を募る。写真がない場合は、対象鳥獣の目撃情報や農作物の被害情報だけでも受け付ける。

 寄せられた情報はサイト上の地図で公開。いつ、どこで、どんな鳥獣がいたか、情報共有することで農作物などの被害軽減に役立ててもらう。県にとっても、対策に力を入れる地域が詳しく把握できるメリットがある。

 調査期間は来年3月末まで。情報を多く寄せてくれた人には、ジビエの加工品などを贈ることにしている。

 県生活安全課は「一つ一つの情報の積み重ねが全体の傾向をつかむことにつながる。ちょっとした情報でも提供してほしい」と協力を呼び掛けている。

 サイトはhttp://kokoita-web.com