本格工事が始まった四国横断自動車道の吉野川河口部。掘削で生じる汚濁水の拡散を防ぐフェンスが張り巡らされている

 西日本高速道路が建設している四国横断自動車道・徳島ジャンクション(仮称)-徳島東インターチェンジ(同)間の吉野川河口に架ける橋の工事が本格化している。橋脚を設ける下部工事が進み、現場では重機やくい打ち台船に乗り込むための足場などが設置されている。

 吉野川に11本設ける橋脚のうち、現在は北岸側2本と南岸側1本で、くい打ち工事を施工中。残る8本についてもくい打ちの準備を進めており、順次取り掛かる。掘削で濁った水の拡散を防ぐため、汚濁防止フェンスで現場周辺を囲っている。

 工事は2月に着工。下部工は河川の水量が多い出水期(6~10月)は中断し、渇水期に入った今月1日に再開した。次の出水期に入る来年5月末まで作業は続く。

 橋は全長1696・5メートルで、川に架かる橋としては国内最長級。完成は当初計画通り、2019年度中を予定している。